私たちの強み

低電圧化が進む最先端半導体に供給する電源は、急激に変化する消費電流に対する電源変動を一定の範囲内に抑える必要があります。そのため、PDN(Power Distribution Network)インピーダンスのコントロールが必須です。

PDNインピーダンス測定は、ベクトルネットワークアナライザによるShunt Through 法により測定されますが、多くのお客様がターゲットとのコンタクトに大きな課題を持たれています。

1)MLCC(積層セラミックキャパシタ)に2本の同軸ケーブルをはんだ付け

  極めて高度なはんだ付けテクニックが必要
  MLCCのリワークの度に同軸ケーブルのはんだ付けが必要

2)プローバシステムを用いてRFプローブヘッドをコンタクト

  高さ調節、針位置調整に多大な工数が必要
  ターゲットのMLCCの周辺にデバイスがあると干渉してコンタクトできない
  RFヘッドの取り扱いに最新の注意が必要

PICOTEST PDNプローブ P2102Aは、MLCCのサイズに合わせた同軸プローブ2本の構造です。先端はポゴピン構造になっていますので、MLCCとのコンタクトが容易で、測定セットアップに要する時間・工数を大幅に低減する画期的なプローブです。 

当社はPICOTEST PDNプローブをはじめとして、PI評価ソリューションの提案をいたします。お客様ご所有のネットワークアナライザを使った実測デモにより、結果をご確認いただいてからご導入いただけます。 

製品

P2102A PDN Probe

PDNインピーダンスを測定するプローブです。

Ground Loop Isolator

低周波でのインピーダンス測定を阻害するグランドループの影響を抑えるグランドループアイソレータを用いることで、低周波からの測定を可能にします。

DC BIAS Block

ネットワークアナライザの故障を防ぐため、DCバイアスブロックを用います。